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科学的なダイエット関連情報、まとめ

 

科学的実験により、確証を得られたものだけ紹介しています。以下順不同。

 

『食べることに集中すると、食べる量は減る。映画を見ながら、面白い話を聞きながら食べる人は15%量が多かった』[B. Wansink and S. Park (2001)][F. Bellisle amd A. M. Dalix (2001)]

 

 

『はじめは普通に、後からゆっくり食べるとよい』

太りすぎの参加者を集め、三種類の速さでランチをとってもらった。いつもと同じ速度、いつもより倍遅い速度、いつもの速度ではじめて途中から倍遅い速度に、という三種類。結果は、遅い速度にするだけではあまり量が変わらなかった(特に女性は)。しかし、途中から遅くしたグループは、少ない量でも食欲を満足させることができた。[C. K. Martin, S. D. Anton, H. Walden, C. Arnett, F. L. Greenway and D. A. Williamson (2007)]

 

 

『飲むなら細長いグラスで』

ウィスキーのボトルからシングル量を、背が低くて口の広いグラスと、細長いグラスそれぞれついでもらった。広口のグラスで飲んだ人は、平均20%多く飲んだ。人は、中に見えるアルコールの高さが量の判断と結びつくらしい。[B. Wansink and K. van Ittersum (2005)]

 

 

『おいしい食べ物(チョコレートなど)は、不透明な入れ物に入れ、戸棚の上など手の届きにくい場所に置くと消費量が激減する』[J. E. Painter, B. Wansink and J. B. Hieggelke (2002)]

 

 

『山積みの食材は、その山が高ければ高いほど消費量が増える』[P. Chandon and B. W. ansink (2002)]

 

 

『小さなお皿、小さなスプーンで食べる』

小さな食器に比べ、大きなお皿は31%、大きなスプーンでは14%消費量が増えた。[B. Wansink, K. van Ittersum and J. E. Painter (2006)][A. B. Geier, P. Rozin and G. Doros (2006)]

 

 

『食事日記をつけたものは、そうでない者に比べ、二倍体重が減った。本格的な減量日記でなくとも、Eメールを自分に送るのでもよい』[J. F. Hollis, C. M. Gullion, V. J. Stevens et al. (2008)]

 

 

『ジムに行かなかった時の後悔を想像すると、ジムに行くはずみがつく』[C. Abraham and P. Sheeran (2004)]

また、『ジムでは鏡で自分の姿を見ない方がよいかもしれない』自分の情けない姿に、意欲をそがれてしまう可能性もある(逆にやる気がでるヒトもいる)。[K. A. Martin Ginis, S. M. Burke and L. Gauvin (2007)]

 

 

『キッチンに鏡をおくとよい。冷蔵庫や、お菓子が入っている戸棚に鏡を』

スーパーマーケットに来た千人近くの客に、高脂肪のマーガリンと、低脂肪のマーガリンの新製品を進める実験。実験の前半ではマーガリンを並べた棚の後ろに鏡を置き、客に自分の姿が見られるようにし、後半では鏡は置かなかった。すると鏡を置いた場合、高脂肪のマーガリンの売れ行きが低脂肪のものよえい32%低くなった。鏡に映る自分の体型を意識したのだろう。[S. M. Sentyrz and B. J. Bushman (1998)]

 

 

『ダイエットパックと称される、小さな袋入りのお菓子は、「これなら食べ過ぎない」と自制心が働かなくなり、かえってたくさん食べてしまう』[R. Coelho do Vale, R. Pieters and M. Zeelenberg (2008)]

 

 

『たくさん食べているとことを想像してから食べる』

大量のキャンディやチーズを食べるところを、実際に食べる前に想像した被験者らの摂食量は、他のことを想像した被験者より、摂食量がかなり減少した。一口目を想像することは食欲を掻き立てるが、大量に食べているところを想像すると、食欲が削がれるようだ。[Science (2010/12/10)]

 

 

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