photo by Chris & Karen Highland
今回は、姿勢がメンタル(心理)に及ぼす影響について説明します。
※姿勢の関連記事↓
『姿勢が良い』とはどういうことかを説明します』
『姿勢が良い方がモテる傾向にあります』
『姿勢を正した方が勉強に集中できる理由』
『姿勢と記憶の関係』
『姿勢とスポーツの関係』
『姿勢とスポーツの関係(その2)』
『姿勢とメンタルの前向きな関係』(このぺージです)
『姿勢が悪いことの悪影響とは?』
『姿勢の正し方〜頭(首)編〜』
『姿勢の正し方〜肩(胸)編〜』
『姿勢の正し方〜骨盤(腰)編〜』
『理想の姿勢は“骨で立つ”こと』
マドリッド自治州大学の心理学者ブリニョール博士らの実験【姿勢が自己評価に与える影響を調べた実験】を紹介します。
71人の学生を募って、学生たちにアンケートを採ります。
「将来仕事をするにあたって、自分の良いところと悪いところを書き出して下さい」
これを、背筋を伸ばして座った姿勢のグループ、猫背で座った姿勢のグループに分け、それぞれ書き出してもらいました。
すると、背筋を伸ばした姿勢で書いた内容については、丸めた姿勢で書いた内容よりも、確信度が高いことがわかりました。
つまり、自分の書いたことについて「確かにそう思う」と、より自信を持っていたわけです。
ちなみに、書かれる内容や項目数については、どちらの姿勢でも差がありませんでした。
つまり姿勢を正すことは、自己評価の内容そのものではなく、自分の出した答案にどれほど自信を持てるかという度合いが変化するわけです。
『脳には妙なクセがある』 より(←クリックでAmazonへ)
自分のやることに自信が持てるということは、それをやり遂げる上で(特にモチベーションを維持する上で)とても重要なことです。
姿勢を正すだけで、より自信を持って、結果前向きに考えられるなんて、とっても興味深いです。
自分のやることに自信を持ちたいのであれば、“姿勢を正す”ということも重要な要素かもしれません。
さて来週は、「姿勢が悪いとどうなるのか?」という後ろ向きな話にしたいと思います。
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