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小学4年生向けのリフティング練習案(2/3)

『小学4年生向けのリフティング練習案(1/3)』の続きです。

◯練習時間について◯

練習は、1回に何十分も練習するより、1回数分の分散練習の方が圧倒的に効果的なので、1日に何度も練習してもらいます。
朝ごはんの前に3分、
学校行く前に1分、
学校から帰ってきたら3分、
宿題をちょっとしたら1分、
宿題が全部終わったら3分、
遊んで帰ってきたら3分、
夕飯の前に3分、
夕飯の後に3分、そしてテスト。
といった感じです。
「1回の練習はボールを1回蹴るだけでもよいから」と言って、頑張って1日に何回もやってもらいます。
子どもは、練習を始めてしまえば、1回でやめることなどそうそうありません。数分はやるものです。
それで、やめたくなったらやめればいいのです。
(長時間の反復練習は、やってもあまり意味がないようです。もっとも練習効果が高いのは、練習をし始めて数分間です)
 
 
 
以下は、具体的な練習方法です。
【反復練習】と、【ランダム練習】に分けて練習していきます。

◯反復練習◯

①ボールを胸の前で手で持ち、そこからボールを放して蹴り上げてボールをキャッチする。
はじめのうちは、連続ではさせません。1回ずつ、着実に練習し、ボールを離した位置に(真上に)戻ってくるように練習します↓

上動画のように足は上げ過ぎないように。ボールが落ちてくるのを待って、地面に近い位置で蹴るようにします。
 
 
 
下動画のように、足を上げすぎるのはよくありません。
 
 
それから、ボールを蹴る場所は、足の甲~足の人差し指の付け根あたりです。下画像の上の場所。

IMG_17

足の甲(上画像の下)だと、骨の盛り上がりがあり、曲面になっていますので、ボールが真上に上がりにくいのです。
あと、つま先(親指の先)で蹴るのもダメです。
甲~足指の付け根のあたりは、比較的平らなので、まっすぐ上に蹴り上げやすいのです。
一部のセンスのいい子は、そんなこと教えなくてもできるようになりますが、
多くの子にとっては、ただ闇雲にリフティング練習をするよりも、こういった基礎の部分を反復練習するのがよいのです。
ここを適当にすると上達が遅れますので、親御さんもサポートしてあげるとよいかと思います。
連続でできそうでも、少なくとも10回連続で手元に戻ってくるようになるまでは、連続で練習してはいけません。ひたすら、1回1回を丁寧に反復させるのです。
 
 
②上記の練習を数日間継続し、1回ずつのリフティングが10回連続で手元に戻ってくるようになったら、2回連続を練習します。足は左右交互に蹴ります。足踏みする感じで。
ボールを胸の前から落とし、2回連続で蹴って、また手でキャッチします。
同じ足を上げたまま2回蹴るのは無しです。
そして、「2回連続で蹴ってキャッチ」を10回連続でできるようになるまで、3回連続は練習しません。
 
 
③3回連続で(足は左右交互に)蹴ってからキャッチを練習します。これも10回連続でできるようになるまで、ひたすら反復練習です。
 
 
④ボールを地面から蹴り上げてからの2回連続リフティングをひたすら反復練習します。
これは、連続でやることより、地面から蹴り上げるテクニックを習得する練習ですので、2回連続を何度もやるのがよいです。
 
 
⑤膝(太もも)でのリフティングも連続3回を練習します。
 
 
反復練習はこんな感じです。
ある程度できてきたら、③④⑤を繰り返し練習し、特に苦手なものを多めに練習します。
  
 
 

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