025-768-4071

営業時間:月曜日〜土曜日
午前8:00〜12:00
午後14:00〜19:00
※受付は終了30前です

肩のせいで肘を痛める?野球肘の原因とは?

前回記事、『なぜ野球肩、野球肘になるのか?』の続きです。

まずは、肘関節の動きの話をします。

肘は、その関節の構造上、曲げ伸ばしの一方向にしか動きません。

内旋や外旋などの捻る動きができるように見えますが、それは肩関節や前腕部の動きの複合運動であって、肘関節が捻れることはないのです。

例えば下動画のような、簡易的なの投球動作で見てみます。

この動きを見ると、肘の部分も捻りが加わっているように見えますが、そうではありません。実際は大きく分けて3つの動きの複合運動になっています。

・肩関節の水平内転・内旋↓(内側に捻る動き)

 

・肘関節の伸展↓(肘を伸ばす動き)

 

・前腕の回内↓(手首を内側へ捻る動き)

 

これら3つを合わせると↓こうなります。

 

このように、肘は捻ることなく、(肘を捻っているような)投球動作をするわけです。

最初に理解していただきたいのは、この『肘は曲げ伸ばししかできない』ということです。肘に捻れのストレス(負荷)がかかれば、肘を痛めてしまうのです。
これが、肘の傷害について考える上での大前提となります。

 

ではこれを前提に、前回説明した、
『肘が下がっていると肩関節に外旋の制限がかかる』ということを合わせて考えてみます。

まず、強く速いボールを投げようとすると、力学的に腕はしなろうとします。そして、しなるためには手は肘よりも後方へいかねばなりません。

しかし下画像のように、
肘が下がっていると肩関節は外旋できなくなり、しなることができません。

 

それでもなお、肩関節を固められたまま腕をしならせようとすると、肘関節に捻りのストレス(負荷)がかかってしまい、肘の内側の靭帯や腱が引き伸ばされてしまうのです。

 

 

つまり投球時に肘が下がると、肩にも肘にも“外旋できないのに”外旋させるようなストレス(負荷)がかかってしまうということです。

一概には言えませんが、肩の方が弱ければ肩に傷害で出るでしょうし、肘が弱ければ肘に傷害が出ることでしょう。

 

さらに、投球時に肘が下がると、効率よく筋力を使うことができなくなってしまうのです。

次回は、筋肉の形状から、投球フォームを分析してみます。

 

→次の記事『肩周辺のアウターマッスルとは?インナーマッスルとは?』へ(作成中。毎週土曜日更新です。)

ブログ一覧

アーカイブ(主要な記事一覧)へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。