僕は運動教室にて、サッカーをしている方々もサポートしています。
が実は、僕は、サッカーが下手です。
とは言え、サッカーが下手でも、身体の使い方を教えることはできるので、効果的な身体さばきや、効率の良い練習方法などを指導しています。
それはそれで良いのですが、この度、
「下手でも、こうやって練習すれば、こんなに上達するんです」
ということを分かり易く示すべく、サッカー下手な僕をサンプルとして実験を行いました。
ドリブルは10日間、1日10分間、きっちりタイマーで計って練習しました。それ以上は練習してません。
できれば、ビフォーを見た後に動画を一時停止して、
「10日間、1日10分練習したら、どれくらいタイムが縮まるだろうか?」
と予想してから見て頂きたいです↓
次はリフティングです。
これは、ちょっと訳あって、途中練習期間が空いてしまったのですが、トータルの練習期間は1ヶ月くらいで、
一日の練習は5〜20分、トータルの練習時間は7時間弱です。
アフターでは、手を使わずにボールを上げ、足背から大腿へ、大腿から足背へのコントロール、そして身体からボールが離れた時の対処も上達しました。
ドリブルも、リフティングも、僕のビフォーの下手さにあきれますね。
そして、アフターにしても、サッカー経験者に比べたら恥ずかしいくらい下手くそですが、上達ぶりははっきりと伺えると思います。
ちなみに、一日5〜20分の練習をしたと書きましたが、一回の練習時間は数分です。短い時はたったの1分くらい。
つまり、一回数分の練習を、一日に4〜5回やった結果が上の動画なのです。
こんなに短時間でも、効果はしっかりと現れます。
僕がこの動画を見て感じて頂きたいのは、
『練習を効果的に行えば、短時間の練習でも大きな成果をあげられる』
ということです。
何かを身につけたいのなら、一回の練習はたったの数分でもよいのです。
それを一ヶ月も続ければ、それなりになることを保証します。
もちろん、もっと時間を割けるのであれば、たくさん練習した方がいいでしょう。しかし、ただ闇雲に長時間練習しても効果は薄れ、むしろ下手になることもあるので、そこは注意が必要です。
僕自身、その点はかなり注意深く練習を重ねました。
では、具体的にどのように練習したのか?
についてはまた次回に説明します。
→次の記事『短時間で劇的に上達する練習法とは?』へ