運動をしている人では死亡率が14%低下することが示され、運動は中程度の軽いものであっても、長寿命に貢献することがあきからになりました。
The Lancet (October 2011) Minimum amount of physical activity for reduced mortality and extended life expectancy: a prospective cohort study
この研究はかなりの大規模調査であり、
年齢、性別、職業、喫煙やアルコールへの依存度、体格指数(BMI)、血圧、糖尿病などの罹病歴、総コレステロール値などを振り分けた上での比較調査です。
つまり、とても信頼度の高い研究だと言えます。
低~中等度の15分の運動でも、運動をしなかった群に比べ、あきらかに死亡率が低下していたのです。
そしてさらに運動時間を15分増加していくごとに、死亡率を4%ずつ低下することが示され、より多くの運動で、より多くの恩恵を得ることができるという結果となりました。
他にも、運動にはさまざまな効果がありますので、少しずつ紹介していきたいと思います。
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