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「腰痛=椎間板ヘルニア」の時代は終わりました

Back Pain

昨夜、『ためしてガッテン』にて、腰痛について放送していました。

一番インパクトがあったであろう内容は、「椎間板ヘルニアは無罪!」というものでしょう。

膀胱直腸障害を起こすようなヘルニアもあり、そういったケースはすぐに手術すべきですが、多くの腰痛や下肢のシビレなどはヘルニアが原因ではないようなのです。(詳しくは上記、ためしてガッテンのサイトをご覧ください)

そして、腰痛の主な原因は、椎間板、骨や筋肉、靭帯などにあるのではなく、”脳”にあるということです。

簡潔に言うと、ストレスが腰痛を悪化、慢性化させていたのです。(番組では、ストレスが腰痛の原因になるとは言っていませんでした。)

これは海外では十年以上前から言われていたことなのですが、ようやく日本でも浸透しつつあるということでしょうか。遅いです。

番組中で紹介されていた、オーストラリアで行われたメディアを利用した腰痛キャンペーンは、実施されたのが1997年ですからね。日本の遅れ具合が分かるかと思います。
(※ちなみに、肩や首の痛み、手のしびれ、膝の痛みなども、ストレスとの関係が明らかにされているのですが、こちらの情報は腰痛以上に浸透していないようです)

 

そして、気になる回復術(一日15分でよいらしい)については、もったいぶって「調査結果をまとめて、来年の2月くらいに放送する」とのことでした。

一日15分で腰痛によいものと言えば、僕が思いつくのは運動か瞑想ですが、ためしてガッテンでは何を取り上げるのでしょう。

僕としてはぜひ瞑想を取り上げてほしいです。

僕が「痛みやストレスの解消には瞑想がいいんですよ」と言っても、「変な宗教にはまっちゃった?」なんて眉唾モノだと思われたりするので。(多くの研究によって確かめられた歴とした事実なのですが…)

テレビの影響力は大きいので、気になるところです。

 

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