(photo by Florent Chretien)
今回は、姿勢を正した方がモテるという話をします。
(前回は、姿勢が良いとはどういうことかを説明しました)
※姿勢の関連記事↓
『姿勢が良い』とはどういうことかを説明します』
『姿勢が良い方がモテる傾向にあります』(このぺージです)
『姿勢を正した方が勉強に集中できる理由』
『姿勢と記憶の関係』
『姿勢とスポーツの関係』
『姿勢とスポーツの関係(その2)』
『姿勢とメンタルの前向きな関係』
『姿勢が悪いことの悪影響とは?』
『姿勢の正し方〜頭(首)編〜』
『姿勢の正し方〜肩(胸)編〜』
『姿勢の正し方〜骨盤(腰)編〜』
『理想の姿勢は“骨で立つ”こと』
「美しい姿勢の方がモテる」これも当たり前なことなのですが、ちゃんと実験で検証した人がいるのです。
(データの出処は無くしてしまいました。。。)
全く同じ人に、良い姿勢と、猫背の悪い姿勢の2枚の写真を撮り、その人の好感度を調査するというものです。
ご想像の通り、結果は良い姿勢の方が好感度が上がるというものでした。
さらに、姿勢良く胸を張って演説する方が、猫背で演説するよりも「より正しいことを話している」と思わせることができるのです。
これは、感覚的にも理解できるのではないでしょうか?
ではさらにそこから、「なぜ姿勢が良い方がモテる傾向にあるのか?」というところまで考察してみたいと思います。
こういったことを憶測するには、進化生物学的に考えてみるのが一番です。
生物は全て、生きるために生きているわけではありません。遺伝子を残すために生きているのです。生物の死生観はこれです。
死んだ方が遺伝子を残せる状況にあるのなら、進んで死を選ぶ。
ちなみに、あらゆる生物の寿命は、自分の遺伝子を永続するためにもっとも効率的な寿命に設定されているようです。(仕方なく死ぬのではなく、遺伝子を永続させるために死ぬのです)
それくらい、生物は【遺伝子を残す】ということに命をかけているのです。無意識に。
それを踏まえた上で、姿勢の話に戻ります。
さまざまな研究から、姿勢が良い方が、より健康で、より運動能力に長け、より勉学に励み、より社会的優位に立てる傾向にあることが分かっているようです。
ということは、自分の遺伝子を永続させたいのなら、(姿勢の良し悪し以外が同じ人物像であれば)姿勢が良い異性を選び、その遺伝子と掛け合わせるのが得策なのです。
そしてこれは、異性からモテるだけではありません。
人間は特に、社会性を重んじる生き物ですので、「社会的優位に立てる人と仲間になりたい」という無意識の欲求があるのです。
だからこそ、姿勢が良い人の方が老若男女問わずモテる(慕われる)傾向にあるようです。
次回以降の記事で、姿勢を正すことのメリットについて、いくつか具体的に説明していきますが、この「モテる」というのが、それら全てを集約しているといっても良いでしょう。
姿勢を正すだけで、勉強でも、スポーツでも、健康的にも、社会的にも(ほんのわずかではありますが)向上する傾向にあります。
ということはつまり、優秀な個体だと(無意識に)みなされ、モテるようになるのです。
あなたも、姿勢を正せば、今よりほんのちょっとモテるかもしれません(笑)
追記
ちなみに、「生物は【遺伝子を残す】ことに命をかけている」と書きましたが、「人間においては、【ミームを残す】という目的もある」という理論を僕は支持しています。
遺伝子を残すという目的と、ミームを残すという目的の間で矛盾が生じることがあり、「理想の姿勢」は人によってさまざまです。
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