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姿勢とスポーツの関係

photo by Vee

姿勢を正せば、スポーツのパフォーマンスが向上します。今回はその理由を説明します。

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『理想の姿勢は“骨で立つ”こと』

 

Kulas氏らによる、バランスをとる際の筋肉の働き方の研究があります。(主に『着地』時の働き方)

バランスをとるために体幹部に力を入れる際は、

まずは腹横筋や内腹斜筋(腹筋の深部の筋肉)、多裂筋(背筋の深部の筋肉)といったインナーマッスルの緊張によって姿勢制御が働き、その結果腹圧を高めて臓器や脊柱を安定させ、その後、腹直筋や脊柱起立筋といったアウターマッスル(表層部の筋肉)が働く

ということが示されています。

そして、腹圧の高まりと、アウターマッスルの力の入りやすさは比例関係にあるようです。

 

つまり、

インナーマッスル → アウターマッスル

この順番で働かないと、カラダは上手く動かせないということ。

そして、腹圧がある程度高まっていないと、アウターマッスルに力が入りにくいということです。

 

ではそれを踏まえて『正しい姿勢』との関係を考察してみます。

 

正しい姿勢でいるときは、腹横筋、内腹斜筋、多裂筋といった、腹筋背筋の深い位置の筋肉(いわゆるインナーマッスル)が常に働いている状況です。そして、腹圧はある程度高まっています。

これはつまり、瞬間的に、反射的に動作を開始する時に、瞬時にアウターマッスルを働かせる準備ができているということでしょう。

 

ちなみに、腹圧が高過ぎると、余計な力が入ってしまい、初動が遅れてしまいます。

普段から正しい姿勢ができていないと、姿勢を正しそうとした時に余計な力が入ってしまいます。それは以前の記事で説明した通りです。(→『「姿勢が良い」とはどういうことかを説明します』を参照ください)

そしてその結果、疲れやすいし、初動がコンマ数秒遅れてしまう原因にもなるのです。
スポーツの世界では、その疲労と、コンマ数秒の遅れが命取りとなる場面が多々あるでしょう。

 

考えてみれば、一流選手は、姿勢が良い選手が多い気がしますし、「普段から姿勢に気をつけている」という話もよく聞きます。

そういった意味でも、普段から正しい姿勢を意識するのが大切なのですね。

 

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