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寝る子は育つ

photo by m01229

 

今回は、背を伸ばすための具体的な方法、というか、背を伸ばす妨げになる要因について説明していきます。

まず、背を伸ばす要因として挙げられるのは主に4つです。

1、栄養素の摂取
骨を作る材料となります。

2、良質な睡眠
寝ている時に成長ホルモンが分泌されます。

3、適度な運動
昼間の運動により、寝ている時の成長ホルモンの分泌が促されます。

4、ストレスへの対処
ストレスは、ホルモンの正常な分泌を妨げるため、ストレスへの対処も大きな要因です。

なんとなく、一般的に重要視されているのは【栄養素の摂取】のような気がします。

「牛乳を飲めばいい」とか、「〇〇というサプリメントがいい」とか。

しかし、いくら栄養を摂取しても、成長ホルモンが分泌されなければ意味がないことは過去記事にて説明した通りです。

 

上記の4つの中で、そして現代の日本において一番重要だと思うのは【良質な睡眠】です。
なぜなら、今、若者の睡眠の質が低下していると考えられているからです。

 

具体的に言いますと、LINEなどのSNSの普及による夜更かしです。

 

「布団に入ってからも、夜な夜な友達とLINEをする」というのは、現代の若者の文化になっているようです。

睡眠研究によると、枕元で明るいディスプレイを見ると、その後の眠りが浅くなり、ホルモンの分泌が悪くなることが分かっています。

「いや、眠くなったら寝るし」

と思われるかもしれませんが、眠くなってから寝るとしても、やはり眠りは浅くなってしまうのです。

全く同じ睡眠時間だとしても、「布団に入ってからの携帯いじり」は良くないという調査報告もあります。

 

身長が一番伸びるのは、寝ている時です。

深く眠りについている時に、成長ホルモンの作用によって骨が伸びるのです。

 

それを、寝る前のちょっとしたLINEによって妨げられているとしたら、勿体無いと僕は思います。

日本は、体育や部活動で身体を動かし、給食ではバランスのとれた栄養を摂ることができる、とても素晴らしい国だと思います。

せっかく、昼間の運動で脳へ良い刺激を送り、栄養素も摂取しているのに、
成長ホルモンの分泌が最も促されるハズの睡眠で妨げているなんて。

 

睡眠というのは、背を伸ばすことだけでなく、
疲労をとる、ケガを治す、昼間の学習を定着させる、ストレスを解消する、などといった大事な役割もあります。

 

睡眠の大切さを、子どもたちにしっかりと伝えていきたいと思います。

 

寝る子は育つのです!

 

 

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