ゴルフや野球のスイングにおいて、「壁を作れ」というのはよく言われることです。
前回記事ではその意味について説明しましたが、今回はその壁の作り方について一例を紹介します。
(初心者向けの記事になります。)
いろいろなやり方があり、一概にこれがベストと言えるものはないのですが、
僕自身がしっくりきて、実際にゴルフでドライバーのヘッドスピードが上がり、飛距離がアップした方法です。
やり方は簡単です。
ボールに向かってボクシングの右ストレートを打ち込むようにするのです。正拳突きのように。
「壁を作ろう!」と思ってスイングすると、身体にブレーキをかけるイメージになってしまいがちです。
なので「壁を作る」というよりは、そこで身体の動きが一度完結するようにイメージします。
そうすることで、しっかりとパワーを発揮しつつ、壁を作ることができます。
それがボールへ向かっての右ストレートになのです。
その後は、クラブの遠心力によって身体が流れていき、フィニッシュの形へ向かいます。
ちなみに、下のような右フックではダメです。
ゴルフでは、ボールを横から払うので、イメージ的にはフックなのですが、それだと壁が作れず、腕がクラブと一緒に流れてしまいがちです。
クラブは横から払うのですが、身体の動きは右ストレート・正拳突きにすることで、自然と壁が作られ、ヘッドスピードが加速するのです。
ボールに向かって右ストレート、たったこれだけです。
右ストレートというのはあくまで一例ですが、「壁を作る」を「ブレーキをかける」というイメージにしないことは大切だと思います。
「なかなか壁を作れない」という方は、参考にしてみてください。
さて来週は、ゴルフでヘッドスピードを上げること繋がりで、壁を作るのとは別の要素について説明していきます。
ちなみに来週の理論は、確かにヘッドスピードは上がるのですが、コントロールがとても難しく上級者向けです。
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