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「知る」から「認知する」へ

『神経系の誤作動によるケガとは?」
『ストレスと運動失調の関係』の続きです。

ストレスがあると、運動失調を起こし、ケガをしやすくなってしまうという話でした。そしてそれを予防する方法の一つが、認知することだと書きました。

こういう話をすると、「ストレスで身体が不調になることなんてずっと前から知ってるよ」と思う人も多いかと思います。僕もそう思っていました。

しっかりと認知していないのに、そんなことは知っていると思っていたのです。

 

ここが今回、一番伝えたい内容なので、もう少し説明します。

 

僕は、前回と前々回で、ストレスによって身体に支障をきたし、ケガを起こすことがあるという話をしました。

そしてそれを予防する一番の方法は、認知することです。
簡単に言うと、そういった事実があることを知ることなのです。

でも、多くの人は、「すでに知っている」と思ってしまう。

するとそこで、思考は停止してしまいます。すでに知っている(と思い込んでいる)から、それ以上考えて気をつける必要がなくなってしまうのです。

これでは、なんの予防にもなりません。

 

まず大切なのは、「コーチや家族の期待に答えられないかもしれない…」などといったストレス感情が、捻挫や肉離れの原因になるのだということを、もっとしっかりと認識することだと思います。

これを認識できないうちは、そこ(ストレス)への対処もうまくいかなると思うのです。

 

まずは、「そんなことで!?」みたいなストレスでケガをすることがあるということを知ってほしいです。

そしてそれは他人事ではなく、自分自身にも起こりうるのだということを知ってほしいです。これができて初めて「認知した」ということになるのだそうです。

 

さて次回は、認知した後の次のステップ、自己の許容について書いていきます。

 

→次の記事『自己を許容してストレスを軽減』

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