以前、僕自身でリフティングの練習実験をし、そこそこの結果が出ていましたが、
「もっと運動が苦手な人がやったらどうなるのか?」を調べたくて、うちの奥さんを被験者として追加実験をしました。
ちなみに奥さんは、体育の成績が、ほぼ1だったのだそうです。
そんな、いわゆる運動オンチさんでも、リフティングができるようになるのか?という実験です。
やるのは、両足の甲で、できるだけ左右交互に行うリフティング。
太ももを使うキックや、利き足をメインで使うリフティングよりも、難易度は高めです。
練習期間は、『初日』『1週間後』『49日後』の撮影をして比較をしたかった都合上、49日間としました(上達度の法則、べき乗則にならって)。
リフティング練習を始める前の段階で、僕と奥さんで大きく違っていたのは、おそらくバランス能力と反射神経の良し悪しです。
自分で言うのもなんですが、僕は、バランス能力と反射神経は良い方です。
そして、うちの奥さんは、それが著しく悪い(笑)。
その点からも、僕よりも上達は遅れるだろうと考え、「最高で6回くらいかな〜」と予測していました。
(※この予測は、第三者にも話していたもので、後付けの理由付けではありません。ちなみに、うちの奥さんには僕の予測は告げず、「目標は10回ね」とだけ伝えました)
練習期間は49日間でしたが、都合により練習ができない日があったり、膝のケガにより1週間ほど練習できなかった期間があるので、練習した合計日数は、49日間のうち39日です。
練習時間は、少ない時は一日5〜7分、多いときは一日30〜40分くらい行いました。
ともかく、まずは結果を見て頂きましょう。
左が初日、真ん中が1週間後、右が49日後です。
蹴るフォームも良くなり、反射速度も上がり、7〜8回はできるようになりました。
素晴らしい上達だと思います。
僕がこの実験を通してみなさんに示したかったのは、「前回記事で紹介した練習法なら、短期間でさまざまなことを身につけることができる」ということです。
ただし、この実験はあくまで一例を示したに過ぎず、この練習法が正しいと証明できたわけではありません。
(※有力な証拠を示すには、大規模な比較実験をする必要がある)
時間的にも、予算的にも、そういった比較実験をすることは難しいですが、
これからもできるだけ多くの調査をして、勉強をして、よりよい練習法を考えていきたいと思います。
そしてそれを知ることで、“やる気”が湧いてくるような、そんな理論を提供できればと考えています。
とりあえず現時点で、もっとも効果的だと思われる理論を、実際にうちの奥さんが練習した手順で、詳しく紹介していきたいと思います。
簡単に説明しました→『小学4年生向けのリフティングトレーニング案』
はじめまして。
小学4年生の息子がサッカーを始めリフティングの練習をしているのですが、いつまでたっても3、4回しか続かず困っていたところ、先生の記事に行き当たり「似ているけど違うキックをたくさんしている」というお話に膝を打ちました。
改めてスモールステップを踏んで練習させたいと思い『こんな練習しました』の記事を探したのですが見つけることができずコメントさせていただきました。もう記事がアップされていましたら表題や日にちを、もしまだでしたら簡単にでも構いませんので具体的な練習方法を教えていただけたら幸いです。お忙しいところ大変恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたします。
tomoさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、『こんな練習しました』の記事はまだ作成しておらず、放置中なのです。すみません!
コメントにて、簡単に練習方法を説明します。
できるだけはやく、もう一度コメントで書きますので、たまに覗きにいらして下さい!
ご返信ありがとうございます!それではまたちょこちょこブログを開いてみますね。楽しみにしております。お忙しいことと思いますのでお時間できたらで構いませんので、どうぞよろしくお願いいたします。
少し長くなりそうですので、記事にして書くことにしました。
画像や動画などはほとんどなく、文章ばかりで分かりにくいかもしれませんが、ご了承ください。
では近日中に「小学生向けのリフティングトレーニング(案)」をブログ記事にします!
記事にして下さるんですね。小学生向け、というところもありがたいです。本当に楽しみにしています!